AI・ICT時代の子育てのポイント
人類初めての子育て
保護者のみなさまは、これまでの人類史上初めての子育てをしています。
インターネットが発達し、
スマホが各家庭に普及し、
空気や水と同じように、当たり前にある中での子育てです。
保護者の親や子育ての専門家に聞いても、具体的に適切なアドバイスももらえない時代に子育てをしています。
教育の情報化がやってきました
学校でも、子どもたちに一人1台のタブレット等が与えられ教育が始まります。学校内でなく、家庭まで持ち帰ることになっています。
新しい学び方
「アクティブラーニング」
新しい学習指導要領は、プログラミング教育の導入と「アクティブラーニング」です。
「アクティブラーニング」は、「主体的・対話的で深い学び」と表され、まず子ども自身が学びたいことを見つけ出し、それをグループで話し合いなどして互いに学びます。そして、互いの知識を関連付けたり、情報を精査して新しい考えを作ったり、課題を見いだし解決策を考えたり、想いや考えを創造したりする「深い学び」を実現するものです。
簡単に言うと、これまでは、「正解」を先生から教えてもらっていたのが、「自ら学び、互いに学び、継続して学ぶ」方法にかわるのです。
それらの学びの際に、ICTを活用するようになります。
コミュニケーションが重要
アクティブラーニングにしても、対話的な学びが重要視されます。対話の相手は、先生や友達だけでなく、地域の人などを通じて先哲の考えを学びます。
そこには、人とのコミュニケーションが必要です。
家庭での親子のコミュニケーションはもちろん、周りの大人とのコミュニケーションが子どもの学びに影響をしてきます。
自然体験なども重要
アクティブラーニングにしてもプログラミングにしても、子どもの自然体験など五感で
感じたものが重要になります。
子どもたちはICT機器を
すぐに習得できます。いまのうちに、
しっかり自然や人とのふれ合い、多くの人とのコミュニケーションが大切になるということです。
あわてないで!保護者も楽しみ・のんびり・輝きながら・良い加減で
人類初めての子育て、誰もよくわからないことばかり。でも、あわてないで!保護者も新しいことに親子で楽しみにしながら、プレゼントをもらうような気持で「わくわくドキドキ」しながら臨みましょう。保護者自身が、自分の楽しみや趣味や仕事で輝くことが子どもにとって一番のプレゼントです。その姿を見て子どもも育ちます。良い加減で親子でいっしょに育ってください。